今、三河学区の公立工業高校が熱い!? あいちSTEM教育とは? 高校進学相談工業高校編
2017年9月5日(火)
以前から書きたかったのが、多くの御父母が知りたいと思っている教育に関する情報でした。入試1つとっても専門的な知識が必要です。で、その中で何をお伝えしようかと考えたのですが、私自身が工業高校出身なんですね。今まで塾で進路指導していて、専門学科の学校について、よく質問されました。女子なら商業高校、男子なら工業高校についてです。
正直、高校進学で最初の選択は、普通科にするか?専門学科にするか?だと思います。でも、以外と専門学科で何を勉強し、卒業後どういった就職先や進路を選択できるのか?あまり知らないために、「まぁ、とりあえず普通科の高校に進学しておくか?」と安易に専門学科の選択を外してしまうケースが多いと思います。
こういった質問がされると、私が工業高校出身ということもあり、自分の体験談も含めかなり詳しいアドバイスをすることで御父母の方に喜んで頂いています。それなら皆さんがあまり知らなくて、でも役に立つ教育情報をこれからどんどん形にして、このブログで紹介できればと思っています。
そして、今日は、その第1弾、「今、三河学区の工業高校が熱い!? あいちSTEM教育とは?」です。なかなかマニアックなところを攻めていきます。(笑)私らしいといえば、私らしいですね。
全国で約500校以上ある工業高校。そして、全国で10万人近い生徒が進学する工業高校。その10万人の御父母や今工業高校の進学を考えている生徒諸君に少しでも役立てば・・・・でも今日の記事は、愛知県それも三河地区限定(汗)でも、届けます。(笑)
愛知県は「モノづくり」No.1 。
製造品出荷額等が連続38年間、全国1位!

平成26年工業統計調査によると、愛知県の製造品出荷額等は43兆8,313億円(従業者4人以上の事業所)と全国の約14.4%を占め、第2位の神奈川県(17兆7,211億円)とは大差(約2.5倍)で、38年連続日本一のものづくり県であります。
特に自動車などの「輸送用機械器具」は、みなさんご存じのように全国で(39.1%)を占めており、圧倒的なシェアを占めています。また、従業員数についても、789,092人で2位の大阪の450、409人と比較しても全国第1位というのがよくわかります。また、製造業が占める割合は全国平均では18.4 %、愛知県は33.7%と2倍近く、愛知県が製造業、つまり「モノづくり」に関して日本をリードしている県だということが解ります。
では、愛知県は、この「モノづくり」No.1をどう維持し発展させていくのでしょうか?そこであいちSTEM教育なんです!
STEM教育とは?
あいちSTEM教育推進事業
愛知県の「ものづくり産業」を維持・発展させていくため、下記のとおり県立高等学校においてSTEM ( Science,Technology,Engineering, Mathematics )に重点を置いた教育を推進する研究校を指定し、「ものづくり愛知の未来を担う理数工学系人材」を育成します。
あいちSTEM教育推進事業HPより引用

そして、実は「あいちSTEM教育推進事業」研究指定校に、三河地区では岡﨑工業高校、そして豊橋工業高校の二校が選ばれています。(刈谷工業高校は、「あいちSTEM教育力強化研究校」に指定されています。)勉強は苦手だけどモノを作るのは大好きな男子、将来は、父親と同じトヨタ、デンソー、アイシンなどで活躍するエンジニアを目指したい生徒には、熱い話だと思いませんか?
岡﨑工業高校の研究概要
モデルロケットを用いた航空宇宙に関する知識・技術を習得する科学・技術教育プログラム。ロケット、ロケット熱いですね。今後、自動車以外で期待されるのはやはり「航空宇宙産業」や「ロボット産業」です。
実際、愛知県は航空宇宙産業では「アジアNo.1産業クラスター形成特区」の指定を受けており、国産ジェット旅客機の設計・開発の拠点をはじめ、航空宇宙関連のメーカーが集積しているんです。岡﨑工業高校、ヤバいです!
豊橋工業高校の研究概要
人工知能(AI)と人とのよりよい共存を視野に入れた都市設計など、次世代産業につながる」知識・技術を取得する総合技術者育成する教育課程を開発することだそうです。
人工知能については、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン博士が発表した論文「未来の雇用」は、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論。つまり、人工知能社会が現実のものになりつつある現代、機械によって取って代わる時代が目の前に迫っているということでした。AIは、私が高校生なら勉強したいですね。最近、受験生に豊橋工業高校や刈谷工業高校など人気がありますよね!
昔から工業高校のイメージは、あまり良くない感じがします。不良だらけの工業高校を舞台としたドラマや映画、そしてヤンキー漫画にも大抵工業高校が登場します(笑)ですが、今は実際の工業高校は真面目な人が多いですよね。そして、こういった理数工学系人材を育成するために最先端の技術を学べることができる環境が学校側に備わっています。
先日、工業高校の恩師を交えてクラス会に出席した時も、恩師の本気で技術者を育成するためにどれだけ、工業高校の先生方が熱い熱い情熱を注いでいるか、そして育った子供達がエンジニアとして日本の愛知の産業を支えているのか、聞かせていただきました。そうですよね、蜂須賀先生。
じゃ、工業高校にはいるためにどれだけの内申や偏差値が必要なの?については、また次回に・・・・・

未来義塾では、定期テストで成績を上げたい、「慎重に塾選びをしたい」という要望に応えるために、「2週間の有料体験」を行います。通常授業、そしてテスト対策の勉強会なども参加して頂き、学力向上と共に、本当にお子さんに合っているかどうかを判断して頂ければと思います。(こちらから、体験中に勧誘などは一切しません。)
蒲郡中学 秋の有料体験の日程です。
通常授業(4回)+3回のテスト対策勉強会
9月03日(日)AM9:00~PM5:00
9月08日(金)PM1:00~PM9:00(中2のみ:野外活動に振替え休日日に実施)
9月09日(土)AN9:00~PM5:00(希望者のみ:PM9:00まで延長)
9月10日(日)AM9:00~PM5:00
上記勉強会の他に、中1(月・木)中2(火・金)中3(水・土)時間:PM7:30~PM10:00
※合計4回の通常授業に参加して頂けます。
合計:34時間
費用:14,000円(消費税別途)
申し込み方法は、お電話にて。
※中部中のテスト日程については、お電話にて問い合わせ下さい。
満席まで中1あと3名。中2あと4名です。

満席になり次第、募集は打ち切ります。よろしくお願い致します。

このブログを読んで頂きありがとうございました!

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